古い携帯電話やスマートフォン
機種変更や解約などで、使わなくなった携帯電話やスマートフォンの処分に困っていませんか?
今回は、古いスマートフォンの手放し方や使い道について説明していきます。
古い携帯電話やスマートフォンの手放す場合
中古品の買取店に売却する
使わなくなった携帯電話やスマートフォンを中古買取店に売却する方法です。
売却することのメリット
- 売却することで現金を手に入れることができる
売却することのデメリット
- 傷や汚れがあると減額されてしまう
- 箱や付属品が一つでも欠品していると減額される
- 古い機種の場合、安い値段をつけられてしまったり買取不能になる
売却す際の注意点
あらかじめ利用制限がかかっていないことを確認する必要がある
https://muraken.org/entry/2017_1103-docomo_network_restriction/
私が運営する別のサイトで説明していますが、携帯電話会社の利用制限確認ページで、端末に利用制限がかかっているかどうかを確認した結果が、今後利用制限がかからない端末であること(docomoであれば「○」の表示)を示している場合以外は、減額や買取不能になる場合があります。
そのため、売却する前に、利用制限について確認しておく必要があります。
- ドコモ(http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php)
- au(https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc)
- SoftBank(https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv)
あらかじめ端末を初期化しておく必要がある
情報の流出を防ぐためには、あらかじめ端末を初期化し、全てのデータを消去しておく必要があります。
キャリア(電話会社)の下取りに出す
新しい携帯電話やスマートフォンを購入した際に、古い端末を電話会社の下取りに出す方法です。
下取りに出すことのメリット
- キャリアでの下取りの場合、引き渡しのは本体のみということが多いため、箱や付属品がなくても減額されない。さらに、古い端末についてきた充電器・ケーブル・イヤホンなどを引き続き使うことができる
- 自分が購入し、正常に動作する端末であれば、ほとんど減額されない
- キャリアのショップでの機種変更時、機種変更と同時に下取りを行うことで、付与されたポイントを新しく購入する端末の値引きに使用できる
下取りに出すことのデメリット
- 現金ではなく、ポイントで支払われる
- 機種変更後に下取りを行なった場合、付与されたポイントはすでに購入手続きが完了している、新しい端末の値引きには使用できない
- 郵送での下取りの場合、ポイントの付与に時間がかかる
このように、下取り金額は、現金ではなくポイントで支払われますので、機種変更とは別のタイミングで下取りに出した場合、付与されたポイントの使い道を、あらかじめ知っておかないと、ポイントが無駄になってしまう場合があります。
例えば、
- ドコモの場合は、dポイントが付与
- auの場合は、au Walletポイントが付与
- SottBankの場合は、SoftBankカード(プリペイド)にチャージ
キャリアのショップに廃棄を依頼する
キャリアの店頭に持っていき、廃棄を依頼する方法です。
キャリアのショップで廃棄することのメリット
- SDカードやSIMカードが挿入されたままになってないかスタッフが確認してくれる
- 他社の端末でも処分できる(auの端末をドコモショップで処分するなど)
キャリアのショップで廃棄することのデメリット
- (買取や下取りと比較すると)金銭的なものは貰えない(手続きの明細は貰えます)
小型家電のリサイクルに出す
各自治体が設置している、小型家電の回収ボックスに投入する方法です。
小型家電のリサイクルに出す場合のメリット
- ボックスに投入するだけなのですぐに終わる
小型家電のリサイクルに出す場合のデメリット
- データは確実に消去しておく必要がある
- 回収ボックスに投入した後にSDカードやSIMカードの取り忘れに気づいても手遅れ(鍵がかかっているため取り出すことができない)ため、回収ボックスに投入する前に、よく確認しておく必要がある
- バッテリーの投入が禁止されている場合がある
古い携帯電話やスマートフォンを再利用する場合
予備やサブ機として使用する
使用中の端末が故障した場合に備えて、予備として取って置いたり、格安SIMなどの安いプランを契約したりSIMカードを挿入せず、Wi-Fi専用として、引き続き使用する方法です。
家族・友人などに譲る
使用しなくなった端末を、別の人が引き続き使用する方法です。
この場合、譲る側と譲り受ける側の両方が、同じ電話会社で、同じ料金プランを契約している場合は、問題になることは少ないですが、auの旧式の端末など、一部の端末に置いては、別のSIMカードを挿入する際にショップでの手続きが必要になる場合があります。
また、「ドコモ・ソフトバンク」と「au」は、通信方式が違いますので、SIMを入れても使えない場合があります。
さらに、携帯電話の利用者にスマホを譲る、miniSIMの利用者にMicroSIMの端末を譲るなどSIMカードの形状が違うといった場合、ショップでの手続きが必要になる場合があります。
まとめ
いくつかの方法を書いてきましたが
- 自分自身で引き続き使用したい場合は、同じキャリアで追加契約する、格安SIMを契約する、Wi-Fi専用にするといった形で、引き続き自分で使う
- 使い道がなく、高額で売れる場合は、中古品の買取店に売却したり、キャリアに下取りを出す
- 古い端末を他の人が必要としている場合は譲る
- 不要な場合は、キャリアのショップで処分するか、自治体の小型家電回収ボックスに投入する
このようにするのが、良いのではないかと考えています。
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