現在、メインの自作デスクトップPCに使用しているSSDが、購入から4年5カ月程経過しましたので、その劣化具合を調べてみました。
今回は、その結果について書いていくことにします。
使用しているSSDについて
メーカー・型番
Intel 530 Series「SSDSC2BW120A4K」
購入時期
2013年12月頃
SSDの使い道
Cドライブに割り当て、OS「Windows10」や、普段使用するソフトウェアをインストールしています。
ファイルはDドライブに割り当てているHDDに保存しているので、CドライブのSSD上に保存することは滅多にありません。(時々、デスクトップ上に仮置きする程度)
使用状況
CrystalDiskInfoにて調べた結果
CrystalDiskInfoを使用して、SSDの使用状況を調べてみた結果、次のような結果となりました。
- 総読込量(ホスト):14,771GB
- 総書込量(ホスト):11,999GB
- 総書込量(NAND):62,418GB
- 電源投入回数:2,059回
- 使用時間:6,056時間
また、各診断項目に異常はありませんでした。
ちなみに、メディア消耗指標は82でした。
SSD付属のソフトで調べた結果
正常性は「良」。推定余寿命は80%くらいでした。
現在の性能
ClystalDiskMarkを使用して、SSDの速度を測定した結果、このような結果になりました。
PCの設定について
元々、仮想メモリはオフにしています。
仮想メモリを使用していない理由としては、メインメモリが16GBあり、それを全て使い切ることが無いのと、メインメモリの速度は毎秒7GB~8GB程度の速度が出ているのに対してHDDやSSDは、毎秒数百MBと遥かに遅いので、仮想メモリに保存されることで、PCの速度が低下するのを防ぐためです。
最後に
購入から4年5カ月が経過したSSD。
これは、初めて購入したSSDなのですが、購入前は、Cドライブとして使用した場合、ブラウザのキャッシュや、Windows Update等で、頻繁な読み書きが発生しますので、すぐに寿命が来てしまうのではないかと心配していました。
しかし、調べてみた結果、稼働時間は6,506時間で、稼働総書込量(NAND)62TBという結果でしたが、残り寿命は82%なので、まだまだ使えます。
この結果から、SSDは書き換え回数で寿命が決まると言われていますが、普通にPCとして使用している分には、長く使用できることが分かりました。
しかし、SSD本体の経年劣化や、故障などにより、書き換え回数が少ないのに、動作しなくなることも考えられますので、大切なファイルを保存している場合は、こまめにバックアップを取ることも重要です。
コメント