パスワードの管理について
これまで様々なサイトやサービスに登録しているパスワードは、Excelファイルに記録したり、ブラウザ(Google Chrome)に保存することで管理していました。
しかし、管理するパスワードが増えてきたのに加えて、これまでは、ほぼ全てのサイトで同じパスワードを使いまわしていたのを、サイトの種類(銀行関係、ショッピング関係、ホームページやブログ関係など)ごとに使うパスワードを変えるようにしたため、覚えるパスワードの数が増えたのと、Excelではスマートフォンやタブレットでは使いにくいというのがあり、パスワードを管理するツールを導入することにしました。
1Passwordの利用を決めた理由について
大手企業や有名企業も使用
ログインIDやメールアドレス、パスワードを他社に預けるのは不安もありますが、1Passwordは、大手企業や有名な企業も使用しています。家庭用と企業向けとでは違いがあるかもしれませんが、それでも、安心感があります。
ソースネクストにて値引き中
月額プランを3年間継続した場合の料金は14,079円(1ドル=130.80円の場合)ですが、ソースネクストにて3年版を購入した場合、通常価格が、10,978円と、通常の価格よりも約3,000円ほど安くなります。
しかも、現在は、さらに値引きされ、7,800円で購入できますので、メーカーでの価格よりも約6,000円も安く購入することができます。
実際に使用した感想について
良いところ
パスワードを無制限に保存できる
パスワードを無制限に保存することができますので、パスワードが必要なサービスを数多く使用していても、全て保存することができます。
生体認証ができる
パスワードを自動入力する際に、パスワードを呼び出すためのパスワードが長かったら、自動入力の意味が薄れてしまうし、簡単なパスワードにしてしまうと危険です。
指紋認証が使用できるので、パスワードを自動入力する際に、いちいち、長いパスワードを入力する必要がありません。
1GBのストレージがある
1GBのストレージがあり、ファイルを保存することができます。
さまざまな端末で使用できる
パスワードを管理する機能が搭載されているブラウザやOSもありますが、そういったものは、例えば、Google Chromeに保存したパスワードは、他のブラウザでは使えませんし、Appleのキーチェーンに保存したパスワードは、Appleの端末でしか使用できないというように、他の環境では使えません。
1Passwordは、PCはWindows、Mac、Linux、スマートフォンやタブレットはiPhone(iOS)とAndroidに対応しているため、ほとんどの端末で使用することができます。
Watchtower
1PasswordにはWatchtowerという使用しているパスワードを評価してくれる機能があり、再使用されたパスワードや脆弱なパスワードといった不正使用されやすいパスワードや、情報漏洩が起こっているパスワードや情報漏洩を起こしたサイトに登録されているパスワード(情報漏洩が発生してから変更されていないパスワード)など、危険な状態になっているパスワードも知らせてくれます。
ワンタイムパスワードも生成できる
ワンタイムパスワードを生成して、自動入力することもできますので、2要素認証を設定しているサイトやサービスでも、簡単にログインすることができます。
使いやすさ
ネットの評判をみてみると、一部の評価で、使いづらいという評価もありましたが、
実際に使ってみたところ、特に問題ありませんでした。
これまでの、エクセルでの管理では、自動入力ができないので、それができるようになっただけでも、利便性がかなり向上したと感じています。
安全性
漏えいしたパスワードや、推測されやすいパスワード、情報漏えいを起こしたサイトに登録しているパスワードがあると警告が表示されますので、そういったパスワードを新しいものへ変更することで、安全性を向上させることができます。
Excelやメモ帳など、専用のツールを使わずに管理をしていると、こういったことに気づきませんので、こういったことに気づけるのも専用のツールを使って管理するメリットの一つです。
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