SONY MDR-EX90SL
2006年の夏ごろに購入してから、12年も使用しているイヤホンの話です。
音が出るのか奇跡だと思う程にボロボロなのですが、その音は、購入時と変わらず、とても良い音が出ますので、まだ使用し続けています。
当時所有していたイヤホンの中では最高額
このイヤホンを購入した当時は、まだ大学生でした。
それまでは、オーディオプレーヤーに付属のイヤホンや、2千円~3千円程度の安いイヤホンを使用していました。
つまり、1万円近い、高価なイヤホンを購入したのは、今回が初めてでした。
購入するにあたり
初めて高価なイヤホンを購入するため、もし、気に入らなかった場合、無駄になってしまいますので、購入前に、様々なサイトを見て調べました。
そのサイトの中でも、メーカーのサイトに、開発者インタビューが掲載されていて、開発者のこだわりが書かれていたのが、購入の決め手の一つになりました。
私が住んでいる地区では、イヤホンが視聴できる環境がありませんでしたので、購入後に実際に使用するまで、このイヤホンの音質を確かめることはできませんでした。
非常にクリアな音
それまで使用していたイヤホンは、音楽プレーヤーに付属していたものや、2~3千円程度のものでしたので、このイヤホンを初めて使用した際、非常にクリアな音で驚いたのを覚えています。
低音もしっかり出ますが、ロックなどの激しい曲を聴く場合は物足りなく感じます。しかし、クラシック曲などは、楽器の音が非常にきれいに聞こえます。
密閉型
私の場合、密閉型のイヤホンを付けた状態で、音楽を停止(無音の状態に)すると、気分が悪くなってしまいますが、このイヤホンの場合は、それがありません。
また、長時間つけていても、耳の穴の周囲が痛くなったりすることがないので、非常に気に入っています。
老朽化
イヤホン本体を覆っている黒いプラスチックの輪が外れてしまい、ケーブルの付け根についている「ブッシング」と呼ばれる筒のようなパーツも外れ、セロテープでとめたものの、それも外れてしまっています。
アルミニウムの本体に書かれたSONYのロゴは、殆どが消えてしまっています。
修理
ボロボロなので、修理に出して、破損した箇所を修復したいところなのですが、既に、修理の受付が終わってしまっているため、もう、修理をすることが出来ません。
また、生産も終了していることから、購入するにしても、中古を入手するしかありません。
しかし、耳に直接付けるものということや、この機種は、ニセモノも出回っているようなので、中古を購入することには不安があります。
もし、購入するとしたら、現行の機種を新品で購入します。
現在の使い道
ボロボロなので、外で使用するのは、みっともないので、現在は、常にデスクトップPCに接続していて、PCの音を聞くために使用しています。
しかし、老朽化による壊れ具合から、この使い方でも、そろそろ限界かなと感じています。
最後に
とても良い音を出すイヤホン「SONY MDR-EX90SL」。12年前に購入してから、気に入って使用していましたが、老朽化が激しく、修理もできません。
そのため、残念ですが、そろそろ買い換えることにします。
コメント