3.5インチのフロッピーディスク
20年以上前の日記
自宅の机の引き出しを整理していたら、中学生のころに使っていた「日記」と書かれたフロッピーディスクが出てきました。
当時、親にパソコンを買ってもらったのがきっかけで、パソコン部に入部し、電源の入れ方、ソフトの起動のしかたといった基礎から始まり、簡単なアニメーション、プログラミングなど、様々なことを学んでいました。
その中の一つにキーボードの練習があり、パソコンを使って日記を書くという課題に取り組んでいて、今回出てきたのは、その時に書いた日記です。
その当時、祖父もパソコンで日記を書いており、何時何分に何をしたといった具合に、非常に細かく記録していて、それをまねていましたから、日記を読み返せば、20年以上前の自分の行動や考えなどがリアルに思い出せ、タイムリープでもしたかのような気分になれるかもしれません。
我が家にはフロッピーディスクドライブがない
そんなわけで、ぜひ、日記を読み返したいところですが、現在使用しているPCには、フロッピーディスクドライブなんかついていないし、倉庫に眠っている2005年頃に自作した古いデスクトップPCですら、フロッピーディスクドライブはついていない。
つまり、このままではフロッピーディスクをの中身を見ることはできません。
フロッピーディスクドライブは高い?
私がPCを使い始めたのが1999年。
当時はデスクトップPCでもノートPCでも、当たり前のようにフロッピーディスクドライブが内蔵されていましたし、PCショップでは、新品の内蔵型フロッピーディスクドライブが1,000円前後で販売されていました。
しかし、現在では、フロッピーディスクドライブ自体が販売されていないか、販売されていたとしても、安くて2,000円以上。どういうわけか1万円以上するものもありました。
日常的に使うのであれば2,000円で、新品を買うのも良いですが、一時的にしか使わないものには勿体無いし、フロッピーディスクが劣化していて開けないかもしれません。それに、万が一、フロッピーディスクにカビやホコリが詰まっていて、それが原因でドライブを壊してしまう恐れもあることから、安い中古品を購入することにしました。
PayPayフリマにて中古を購入
ということで、PayPayフリマにて、中古のフロッピーディスクドライブを購入しました。
BUFFALOのFD-USB。税込み、送料込みで780円でした。
届いたフロッピーディスクドライブがこちら。
動かしたときにカラカラ音がするなと思ったら、角が割れていました。
配送方法がヤマト運輸の「おてがる配送(ネコポス)」で、郵便受けに投函されるものだったため、大きさに制限があることから、梱包は簡易的で、配送中の衝撃で割れてしまったものと思いますが、動作には問題なく、長期的に使う予定もないので、そのまま使うことにします。
日記は読めたか?
届いたフロッピーディスクトライブをPCに接続し、フロッピーディスクを挿入。
超が付くほど久しぶりにみたAドライブを開こうとすると、ウイーーーン カッ カッ カッと、これも超が付くほど懐かしい音を出し、動き始めましたが、すぐにエラーとなり、日記を読むことはできませんでした。
どうやら、フロッピーディスク自体が完全に劣化してしまっているようで、読み込むことも、フォーマットすることもできませんでした。
最後に
残念ながら日記を読み返すことはできませんでしたが、この日記を書いていたおかげで、キーボードは上達し、趣味や仕事にも十分活かせているので無駄ではなかったと思っています。
そして、今回購入したフロッピーディスクトライブは、またフロッピーディスクが出てくるまで、しまっておくことにします。
コメント