状態が急速に悪化したHDDの話

PC

今回不具合が生じたHDD

WesternDigital WD25EZRX

我が家にあるHDDの中で、一番容量が大きく、
そして一番古い2.5TBのHDD、WesternDigitalのGreenシリーズ「WD25EZRX」

このHDDは、元々、ファイルサーバーの内臓HDDとして使用していましたが、
ファイルサーバーを使わなくなってからは、
玄人思考のHDD外付けケースに入れて、外付けHDDにして、
他の外付けHDDのバックアップ用として使用しています。

 

不具合の症状

時期ごとの症状の変化

2011年〜2018年1月まで

このHDDは、2011年に購入してから7年近く使用している古いものですが、
2018年1月までは、何の問題も無く動作していました。

 

2018年2月の1週目頃

今月に入ったころから、ファイルの読み書きを行っていないにもかかわらず、
「ガリガリ・・・」と、シーク音が鳴り続けるようになりました。

読み書きは、特に問題なく出来ていますが、「CrystalDiskInfo」で確認したところ、
代替処理保留中のセクタ数が、約300個もありました。

 

2018年2月の2週目頃

他にファイルの読み書きを行なっていないにも関わらず、
数MBのファイルの読み書きに十数秒もかかるなど、
動作に不具合が出始めました。

そして、「CrystalDiskInfo」で状態をチェックした結果が、次の画像です。

C5 代替処理保留中のセクタ数 591
C6 回復不能セクタ数 338

この2つの数値が明らかに増えています。
そして、それ以上に気になるのが、

健康状態「不明」となり、時々、認識されなくなります。

 

最後に

今後の予定

HDDの状態が急速に悪くなっているため、
寿命がそれほど長くない可能性が考えられます。

そのため、このHDDにバックアップを取っている、
元のHDDから、別のHDD(新しいバックアップ用)に、
ファイルをバックアップしなおして、このHDDは、廃棄することにします。

 

バックアップの重要性

HDDは、故障した場合に大量のファイルが消失し、
仕事の資料などの重要なファイルや、
写真やビデオなどの大切な思い出が失われてしまうことになります。

また、HDDはメーカーへ修理に出しても、故障したHDDを分解して、
不具合が生じている部品を交換することは無く、
HDD自体が新しいものへの交換になります。

そのため、故障したHDDから新しいHDDに変わり、
ファイルを保存するという機能が復活しますが、
故障したHDDに保存されていたファイルは戻ってきませので、
1つのファイルは2つ以上の記憶装置や、
ディスクなどに保存しておくことが重要です。

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