さくらのメールボックス
普段、PCで使用しているメールは、さくらインターネットのメール専用プラン「さくらのメールボックス」をメインに使用しています。
契約したり、解約したりと断続的ではありますが、合計で4~5年ほど使っていると思います。今回は、さくらのメールボックスについて、実際に使ってみた感想を紹介します。
実際に使用した感想
実際に使って良いと感じた所
さくらのメールボックスを実際に使用して良いと感じたことを紹介していきます。
低価格
初期費用は無料で、料金は12カ月契約で1,048円(月額に換算すると1月あたり88円)と安価なので、あまり料金を気にすることなく、気軽に使うことができます。
サーバーが安定している
4~5年ほど使用していますが、「メールの送受信ができない」や「メールが消えてしまった」といったトラブルに遭遇したことがありません。
しかし、万が一、トラブルが発生した場合に備えて、重要なメールはeml形式で書き出したり、PDF形式で保存するなど、サーバーだけでなく、PCにもコピーを取っています。
IMAPが使える
メールソフトでメールを受信する方式に、IMAPを使用することもできます。
IMAPはメールをサーバーで管理し、メールソフトを使用して閲覧する方式なので、端末が複数台あった場合、どの端末でメールを開いても、常に最新の状態でメールを確認することができます。
メールの未読や既読も反映されますので、ある端末で確認したメールは、別の端末でも既読となっていますので、同じメールを何度も確認するようなことはありません。
複数のメールアドレスが作れる
複数のメールアドレスを作成することができますので、銀行用、ショッピング用、知人や友人と連絡を取る用など、複数のメールアドレスを作成して使い分けることができます。
この記事を書いている(2023/1/19)時点では、4個のメールアドレスを作成し、用途に応じて使い分けをしています。
公式のサイトには、作成できるメールアドレスの数は無制限と書かれていますが、サーバーの管理に支障をきたす場合は制限するとも書かれていますので、何百個とか何千個単位での作成は控えた方がよさそうです。
サブドメインが豊富
サブドメインは60種類以上もあり、中には文字数が短いものや、意味のある言葉になっているものなど、種類が豊富なので、好きなサブドメイン名とサブドメインを組み合わせることで、覚えやすいメールアドレスを作ることができます。
残念なところ
さくらのメールボックスを使ってみて、これがなければもっと良かったのにと思うことを書いていきます。
メールアドレスごとの容量は最大2GB
サーバーの容量は20GBありますが、1つのメールアドレスあたりの最大容量は2GBとなっていますので、容量の大きい添付ファイルを受け取ることが多い場合、すぐに容量が一杯になってしまう可能性があります。
また、メールアドレスを1つだけ作った場合、18GBは無駄になってしまいますので、サーバーの容量を有効に使うには、容量を2GBに設定したメールアドレスを10個作る必要があります。
ウェブメールはテキスト形式しか表示されない
ウェブメールはテキスト形式のメールしか表示することができないため、HTML形式のメールを開いた場合、HTMLのコードがそのまま表示されてしまい、内容を確認することができません。
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